イチゴ2

利用 生食が定番となっており、コンデンスミルクまたはヨーグルトをかけたもの、イチゴジャム、イチゴジュースなどの材料として利用され、アイスクリームや菓子に練り込まれることも多い。他には、ショートケーキ、タルト、パイなどの洋菓子の装飾・トッピングや、いちご大福などの和菓子の材料としても用いられる。凍結乾燥させたものをチョコレートなどで包んだ菓子も作られている。なお、かき氷のシロップ、牛乳、キャンディーなどのイチゴ味のものの多くはイチゴの成分を全く含まず、酢酸アミル、アネトールなどを配合して作ったイチゴ香料と赤い着色料で表現されている。 実に水がつくとすぐに傷み、日持ちせず保存には向かないため、早めに食べきるのが最もよいが、短期は冷蔵保存、長期はヘタを取ってからポリ袋などに入れて冷凍保存する。 栄養素 一般的なイチゴの可食部の成分は、日本の『食品標準成分表』によれば約90%が水分であり、糖質が約10%、タンパク質、食物繊維が約1%であり、総カロリーは100グラム (g) で35キロカロリー (kcal) である。イチゴにはキシリトールが約350ミリグラム (mg) と豊富に含まれている。また、アスコルビン酸(ビタミンC)にも富み、その量はみかんやグレープフルーツをも上回り、キウイ並の量が含まれている。イチゴに含まれるビタミンCは、粒の大きさにもよるが、おおよそ10粒ほど食べると1日に必要とされるビタミンCが摂取できるといわれている。また、葉酸(ビタミンB9)や、カリウム、カルシウム、マグネシウムなどのミネラルも豊富である。イチゴの酸味成分であるクエン酸は、カルシウムの吸収を助ける働きがあるとされ、いちごミルクにした牛乳との食べ合わせも合理的と言われている。